今般、経済産業省より自動ドアの安全対策について、次のとおり情報提供がありましたのでお知らせします。
1. 建物所有者又は建物管理者への周知
センサー検出範囲の推奨値を確保していない現場への対応を目的として、全国自動ドア協会において、注意喚起表示ラベルを作成のうえ各企業へ頒布や、協会ホームページへの掲載など、広く周知が行われています。
◇ 協会ホームページURL ◇
http://jada-info.jp/documents/topics/2022_0301_information.pdf
2. JIS A 4722の改正による安全策の確保
本年9月20日に、JISの改正公示がありました。主な改正内容は次のとおりとなっていますのでご留意ください。
〇センサー検出範囲に関し、検出領域の大きさの確認を規定しその検査方法及び治具を規定。
〇赤外線反射センサーの場合には、完工検査及び保全点検記録に検出領域の大きさの測定及びその値の記録を含めなければならない旨を追加。
〇こどもの指の引き込まれ対策として、危険個所に“手指用緩衝材”を具備することを推奨。
3. JIS準拠安全ガイドブック(改訂中)
全国自動ドア協会において、上記のJIS改正を踏まえ、ガイドブックの内容を改訂中(年内完成予定)です。
改訂版については、改めてお知らせします。